老いても続ける白髪染めと美の価値観

老いてからの白髪染め事情

私の母は、白髪染めを繰り返している。
白髪がそんなに気になるのか、一カ月に一度は美容院に通っている。
母は、若者がやるようなカラーリングをしているわけではない。
母は、マニキュアをしているのだ。
地肌につかないように髪の部分だけに色染めをしている。
マニキュアだと、髪が傷まないらしく、値段も安いらしい。
美容院から帰ってきたときの母は顔がいきいきしている。
嬉しそうだ。

なぜ老いてからも白髪染めを続けるのか?

少しでも自分が若返ったように感じているからかもしれない。
年をとって、白髪が目立つようになったら、染めて年齢を若返らせることはできる。
しかし、もし頭がはげてしまったら、どうしようもない。
せいぜい育毛剤で髪をはやすしかないだろうし、そんなに効果は期待できないだろう。
年をとって、白髪染めができる人は、幸運な人だと思う。
染める髪があるからだ。

男性はハゲが進行してしまう

私の父は、染める髪がなくなってきた。
どのようになぐさめたらいいのかわからない。

若白髪のケアにも白髪染めは有効

最近では、若白髪といって、若いときから白髪がある人もいる。
それに白髪は、手で抜けば抜くほど、増えるという。
それこそ脅威だ。
ストレス白髪というものもある。
現代はストレス社会。
これからは、白髪染めが現代人にとって救世主となりえるかもしれない。
年をとっても、いつまでも若くみられたい人はたくさんいる。
しかし私は、白髪をそのままにしておくのも趣深いと思う。
年をとった証拠だからだ。
白髪に年数が感じられてとてもいい。
白髪だけでなく、顔のしわやしみも生きてきた証だ。
それらはとても美しいと思う。
しかし、世の美の価値観があるので、それにどうしても人は合わせてしまう。
いいのか悪いのか、結局のところ、私にはわからないが、母のように、染めた後、気持ちが明るくなるなら、どんどんしてほしいと思う。